歯ブラシは、どれを使用したら良いですか?
歯ブラシには、たくさんの種類があり本当に迷ってしまいますよね。歯並び・歯肉の状態によっても歯ブラシの種類は異なってきます
◎ 歯ブラシのヘッドの大きさは小さめが良いでしょう
小さめの歯ブラシの方が細かい所まで歯ブラシの毛が届き、奥歯などのプラーク(歯垢)を取り除くのにも効果があります。
◎ 毛の硬さですが、普通の硬さ又は柔らかめのものをお勧めします。
硬い歯ブラシを使いますと歯が削れてしまったり、歯肉を傷つける恐れがあります。
◎ 毛先は平切り(一般に多くある平らなもの)
平らなカットの方が歯ブラシが動かしやすく歯垢を取り除くことが出来ます。
◎ 電動歯ブラシなど、高齢者・手の不自由な方にお勧めします
電動歯ブラシは、歯にきちっと当てる事が出来ればかなり効果的です。
歯ブラシの交換時期は、患者さんによって異なりますが、3週間から1ヶ月ぐらいとお考えください!
歯間ブラシって何ですか?
歯と歯の間の歯垢を取り除く清掃補助用具です。
歯ブラシでは取り除くことが困難な歯間の清掃・マッサージに効果的です。歯間に合わないサイズを無理に挿入しないで下さい。(入らないのに無理して挿入しますと歯肉を傷つける原因になります。)
大きさはSSS~Lまでサイズは分かれています。その人の口腔内でも場所によって歯間の大きさは異なります。サイズについては歯科医師・歯科衛生士にご相談下さい。
歯と歯の間にブラシ部の先端から挿入し前後にゆっくりと動かして清掃します。
※歯間ブラシの使用上の注意
真っ直ぐゆっくりと入れること(歯間ブラシの中央には針金が入っている為、歯が削れてしまう恐れがあります)。
特に年齢制限はありませんが、歯周病の進行が疑われる場合は、積極的に使った方が良いでしょう。一度、歯科医師、歯科衛生士にご相談下さい。
デンタルフロスってどのように使いますか?
①・②はデンタルフロスを40センチ位にカットします。両方の中指に2・3回巻き付け固定します。
③は歯と歯の間に斜めにデンタルフロスを当て、前後左右に動かして挿入します。取り外す時は、この逆の操作を行ってください。
歯肉に強くあてると傷つける場合がありますのでフロスをゆっくり前後に動かしながら挿入してください。デンタルフロスが困難だと思われる方などは、ホルダ-付きフロス(糸楊枝)をお勧めします。