お子さんの歯を守るのはお母さんです。
そのことを意識してもらうために、仕上げ磨き指導、歯磨き指導に積極的に参加していただいております。
また、当院では、お子さんが怖がることなく治療できるよう心がけております。なるべく削らないように心がけ、万が一虫歯があった場合も、
できるだけ最小限に削りますので痛みが極力出ないようにしております。
虫歯の予防は定期的な
フッ素塗布や
フッ素洗口法などの
予防処置が力を発揮しますので、
定期検診をお勧めしております。
小児の矯正に関しましては、当院近くの「矯正専門医」をご紹介しております。
院長は、同大学出身の10年先輩に当たるベテランの先生ですので、自信を持ってご紹介いたします。
医療法人社団 習和会 浅野歯科矯正さんのホームページです。
お子さんに歯が生え始めたら、徐々に歯ブラシを使いましょう。
ご飯を食べたら歯を磨くという習慣づけにもなります。
その際できるだけ歯並びに合ったものを使用したいところですが、歯ブラシほど種類が多いものはありません。どれを選んでいいかわからなくなりますが、
目的は一つ。歯垢(プラーク)が取れればいいのです。
※当院では患者さんに合った歯ブラシをご紹介させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。
歯ブラシの先端を歯面に直角にあて、小刻みに往復運動をさせます。いわゆる横みがきになりますが、ただこの磨き方は大きく歯ブラシ動かすと歯が削れてしまいますので、小刻みに動かすことがポイントです。
歯ブラシの毛先を45度の角度で歯肉に当てる。そのまま押し当てながら、歯肉の縁に沿って振動させる。この方法は歯肉の腫れている方などに効果的です。
この2つの歯磨きの方法の他に患者さん一人一人の口腔状態を見て歯磨きの仕方をアドバイスしていきたいと思います。
虫歯予防にフッ素は必要不可欠です。年齢に応じたフッ素の使い方をご提案します。
また、ご家庭で使用できる
ケア用品選びも大切です。
皆さんご存知なのはフッ素塗布という方法です。
生えたばかりの乳歯にフッ素を塗ることで、虫歯に対する抵抗力をつけます。しかし、乳歯は、永久歯に比べ比較的やわらかく、小さいために、少しでも虫歯にあると、大きな穴になってしまうことがあります。
何より、十分なブラッシングを忘れずに行いましょう。
同じくフッ素の塗布をお勧めします。
イオン導入法といって、
フッ素の液を染み込ませた綿を低い電力で通電し歯にフッ素を染み込ませます。まったく痛くはありませんのでご案内ください。
また、ご自宅でもフッ素による予防ができるよう、ご希望の患者さんには、診療後にご自宅でフッ素の効果を継続できるように「
ミラノール」を処方しております。予防は継続することが大切です。
生えたばかりの永久歯などは、虫歯菌に対する抵抗力がとても低い状態です。
シーラントとは、虫歯になりそうなリスクの高いお子様に、虫歯になる前に
あらかじめ歯の溝などに食べカスなどが付かないように、特殊なプラスチックで溝を埋めてしまう治療です。ただし、100%虫歯にならない治療ではありませんので、しっかりとした歯磨きが重要になります。