口内炎で一番多いものは何でしょうか?
口内炎で一番多いのは、アフタ性口内炎です。
粘膜が赤くなって、中央部が浅くくぼんで灰白色をしている円形の潰瘍をアフタといいます。食べ物が触れるとしみたり痛みを感じたりします。なかには再発するものもあります。
原因は、感染、食べ物に対するアレルギー、ストレス、ビタミン不足、ホルモン異常などといわれますが、まだよく分かってはいません。
口内炎はどうすれば治りますか?
まず、睡眠と栄養としっかりとって体調を調えてください。
ヨード剤などのうがい薬で消毒するのも効果があります。また、口内炎につける軟膏も種々のものがあります。患部に直接貼り付けるタイプのものやスプレー式のものなどもあります。
口内炎ができると痛みで食事がとりにくくなりますので、軟らかい食事にするなど工夫して、きちんと食事を摂るようしてください。小さいお子さんでは、食事をいやがって脱水症状を起こすこともあるので注意が必要です。
やはぎ歯科クリニックでは、レーザーによる口内炎治療を行っております。
口内炎がなかなか治りません。
2週間以上たっても治らない場合は、扁平苔鮮(へんぺいたいせん)や天疱瘡(てんぽうそう)など粘膜の病気や、糖尿病、ベーチェット病、自己免疫疾患、糖尿病など、別の病気の可能性があるので注意が必要です。AIDSによってお口の中にかび(真菌)の一種であるカンジダ症が発症することもあります。
歯科、口腔外科、耳鼻咽喉科、内科などを受診して下さい。