歯肉が腫れてしまいましたが、どうしてですか?
歯肉が腫れる理由は、大きく分けて3つあります。
1、歯周病による場合
これは急性の歯周病と言えばわかっていただけるでしょうか。ある日突然歯肉にばい菌が入って急性炎症を引き起こした場合です。ウミが溜まって大きく腫れてしまいます。
治療は、麻酔をした上でウミを出します。強い炎症がある場合、麻酔は使えないのですが、腫れの程度によっては使います。
また、やはぎ歯科クリニックにおいては
レーザー治療が出来ますので、これを使うことにより、より一層治療効果を高めております。
2、虫歯による場合
厳密に言うと虫歯菌が原因ではないのですが、根っこの中にある種のばい菌が入りますと根っこの先にウミが溜まり腫れてしまいます。この場合も腫れ方によりますが、麻酔をして歯肉よりウミを出したり、歯を削って根っこに穴を開け、その中を消毒してウミを出したりします。
3、その他
その他としては、外傷や唾液の出る腺が詰まってしまい、腫れたりする場合があります。
親知らずなどの場合も、親知らず自身が生えようとする際の炎症でも腫れる場合があります。
歯周病になると口が臭くなるといいますが、本当ですか?
残念ながら本当です!
これも程度によりますが、お口の中にウミが常にある状態ですので、それによってお口に中が臭くなるようです。
ぜひ、歯周病の治療を受けましょう!
タバコを吸うので、歯がヤニで黒いのですが、治りますか?
タバコや茶渋のように歯の表面についた汚れは取り除くことが出来ます。
ヤニなどの歯にこびり付いた茶色のものを完全に取り除くために
エアーフローという道具を使って綺麗にします。このエアーフローは、水の勢いで歯の表面を綺麗にする機械で、痛みの少ない治療用器具です。かなりしょっぱい味がしますが、これは水と一緒に使う重炭酸ナトリウムの味です。
プラークコントロールって何ですか?
プラークとは、歯に付く歯垢のことです。歯垢とは、歯の汚れのことで、ねちょねちょっとした白いものです。そのプラークを常に無い状態にするようコントロールすることを
プラークコントロールと言います。
しかし、歯垢は白いため見つけにくい傾向があるようです。私たちはプロですから、一目見ればプラークとわかりますが、一般の方には見分けにくいでしょうから、市販されている染め出し液を購入し、時々プラークがきちんと取れているかチェックすることをお勧め致します。
もちろん、やはぎ歯科クリニックでもチェックできますので、ぜひご相談ください。
虫歯ができにくい体質なので、歯を磨かなくても良いですか?
ごく稀にそういう方がいらっしゃるかもしれませんが、そういう方は逆に歯周病に気をつけて下さい。お口の中には、大きく分けて虫歯菌と歯周病菌が混在します。虫歯は進行すると、それなりに穴が開いたり、痛みが出たりして、気付くことが多いのですが、歯周病は、かなり進行しないと自覚症状が出ないことが多いので、注意が必要です。
また、歯を磨きませんと、口臭の原因になったりもしますので、
定期検診をお勧めします。